トロンボーン夢日記

吹奏楽っ子からの音大受験・音大生・社会人までのリアルな体験記

初めてのソロと怖いもの知らずだった時代の話

前回は初めてのトロンボーンレッスンについて書きました↓

 

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 初回レッスン、皆さんはどんな感じなんでしょうね?

 

この後、トロンボーンのレッスンはコンスタントに、出来るだけ決まったスパンで受けることが大事ということで、10日に一回、つまり月三回お世話になるところから始まりました。

 

これは、定期的にチェックを受けることで、仮に自分の練習だけでは間違った方向に向かっていたとしても、早めに修正が効く、という理由からでした。

ゴルフのスイングのフォームをマメにチェックしてもらうみたいなものかな、多分。ゴルフやらんから知らんけど←

 

そういうもんなのか~、何も知らない私だったので、とりあえず先生の言うことを素直に聞き、レッスンへ通いました。

レッスンに通う中で、この記事↓

 

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紹介したエチュードのほかに、トロンボーンのソロにも挑戦するように指導を受けました。

そして、ソロのコンクールが秋にあるので、それに出場するようにと。

その時先生から勧められた曲が、ギルマン(1837/3/12~1911/3/29,フランス)作曲の「交響的断章」です。

 

 


 

 

 初めてやったソロの曲がこれだった、ていうトロンボーンの人結構いると思います。

冒頭のゆったりと哀愁の漂う旋律で歌心を見せカデンツを挟んで、展開部では音階でテクニックを見せられる細かいパッセージ、また、再現部では冒頭の切ない旋律が長調で再度出現しつつ最大の見せ場であるフォルテシモのHighCis、そして再び現れる細かいパッセージで終結に向かう、という、これだけの要素が入って演奏時間は5分程度

そして難易度もユメ認定では★★☆☆☆、というところかと思います。

そんなに難しくないのに1つの曲でいろんなことができることをアピールできる、とにかく初めてのコンクールにもってこい、の、はずだった。

でも、このころは怖いもの知らずだった私、、

 

「先生、私High Cis出ないので、違う曲がいいです!(どーん)」

 

ようゆーたなこんなこと笑

やる前からこれは私にはできないと言い切るという・・・

先生こんな心境でしょうね↓

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 ということで、代替案でマルチェロ(1686年 - 1739年 ,イタリア)作曲の「6つのチェロソナタ」から3番を演奏することになりました。

 


 

でも、この選択はのちに良いつながりを見せました。

それについてはまた書きたいと思います。