大学時代シリーズ〜その1〜
さて、前回無事大学に入学したわけですが(笑)
前回記事↓
本当にやりたい放題の高校生活を、送ってた私には、音大の縦社会は全く受け入れがたいものでした。
とにかく1年生のうちは自分のさらう時間より、トロンボーン部屋の掃除、先輩たちのやる吹奏楽やアンサンブルのセッティング、学園祭の準備、学外での演奏会の季節には楽譜のコピーや製本と配布、練習部屋の確保やセッティング、、などなど。
楽器の実力を上げることとは関係ないと思われることをたくさん言い渡されました。
でも同級生は、特に吹奏楽の強豪校から入学している子などはすんなりとその縦社会を受け入れている。(ように見えた)
その時の私にはそれが信じられなかった。
また、高校生の頃はレッスンも自分で先生とやりとりして日程を決め、だいたい10日か一週間に一回のレッスンでコンスタントに受けることができたのだけど、大学は先生がご自身の予定の中でレッスンの日程を出し、そこに学生が受けたい日時の希望を出す、というスタイルでした。
全くレッスンが無い月もあれば、数日連続でレッスンがある月もあり、これまでは一週間でだいたいこれくらい練習できるなと予測が立ち、それをチェックしてもらう場でもあったレッスンでしたが、すっかりペースがつかめなくなってしまいました。
こう書き出してみると、社会人になればあるあるなことばかりだなぁ、って思うのですが、当時はまだ19歳の学生。
それに、とても高い学費を親に出してもらっているのに、この内容は納得がいかない、という自分もいました。
何しにきたの?楽器上手くなるためにきたんじゃないの?と。
だから何度も先輩の言うことは聞かず、同級生との話し合いにも応じず、すごい怒られ嫌われました。
先生に、せめて2週間に一度など、コンスタントにレッスンに来て頂くことは出来ないのかも聞いてみたことがありましたが、お返事はなかったような記憶です。
そして、ある同級生に、思っている不満をぶつけたんです。
せめてレッスンはコンスタントにあるべきじゃないのか?と。
すると言われた一言
「それを自分でやるのが大学なんじゃないの?」
これ、言われた時は、
はぁ〜!?
って思いました、正直。
でも、今思うと、これはすごく大切な考え方だったんだなぁ、と思う。
私はこれができなくて、誰かに依存したかったんだと思います。
続く!