なぜ全日本吹奏楽コンクールに出場できたのかシリーズ ~その1~
ユメ中学1年生の時。
なんと、この年は吹奏楽コンクール自体への出場をしなかったという、異例の年でした。
当時の我が中学の吹奏楽部は、ちょうど、予選は抜けられるレベルまで引き上げた先生が異動してしまったタイミングで、管理顧問の先生はいたけれど、日常的に先生が指揮を振り指導してくれる環境はありませんでした。
なので、何とか生徒だけで練習をしていたのです。
しかし、前任の顧問の先生が残してくれた、以下の習慣が残っていたことが今後に大きくつながったように思います。
〇個人単位で基礎練習をきちんとこなす
ロングトーン、リップスラー、タンギング、スケールなどを、チューナーとメトロノームを使い正しく練習する習慣があった
〇チューニング、基礎合奏の習慣
生徒が前に立ちティップスを演奏して音程やハーモニーを生徒たちなりに確認していた
〇楽譜の読み方や、音階のドイツ語読みを先輩がきちんと後輩に伝えられた
楽語を調べるという習慣もあった
☆これが最もすごい習慣ですが
多くの生徒が中学1年から自分の楽器を買う風潮がありました。
この話はぜひとも後日取り上げたいと考えています。
仮にものちの全国バンドですからこんなこと当たり前ですが、よく生徒だけでこの習慣を続けられたなと、今思えば大変関心する内容です。
しかし思い返せば、この時代はチューナーはごつくて重いし、メトロノームも振り子式のびっこひいてるやつが各パートに1つづつあるくらいでした。
今は安価で手に入る良い時代ですね。私も愛用のチューナー&メトロノームをご紹介
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メトロノームとチューナーが一体となっており、マイクをベルにつければ周りがうるさくてもちゃんと自分の音を拾ってくれます。
今は生徒が一人ひとつこういうアイテムが手軽に持てる素晴らしい時代ですから、まだ持っていない吹奏楽っ子はぜひ手に入れましょう。
さて、こうして不遇の時代をつなげてくれた先輩方のおかげで、ユメが中学2年の時に奇跡が起こります。