初めてのソルフェージュ その2
今日はソルフェージュ編、聴音について書きたいと思います。
その名の通り、音を聴いて、それを譜面に起こすというのが「聴音」です。
聴音は大きく下記のパターンで出題されます。
1.単旋律:伴奏や他のパートはなく1つの旋律を聴き取る。
2.二声:ピアノの右手と左手がそれぞれ単旋律を弾いておりそれを聴き取る。
3.四声体:4つの音からなる和音を聴き取る。
聴音が苦手って人、結構多い気がしますがどうでしょうか?
特に移調楽器(「ド」の音がピアノのドとは違う楽器)を専攻とする人は苦手な傾向が強い。
私は幸い、4歳からピアノをやっていたので、ドがどの音がわからない、というようなことはありませんでしたが、管楽器の人は幼少期からピアノを触ってなくても中高生になってから吹奏楽部で楽器始めて、音大受験する人もいるから、そういう人は結構苦労するかもです。
聴音で私が一番悩んだこと、それは
一人では、練習できないんだよ!!!
誰かがピアノを弾いてくれないと練習できないから、とにかく町中の音を聴音しようと道を歩いていた。
スーパーやコンビニで流れる音楽、駅の電車の発車音、踏切の音・・・
私が受験したころは携帯も白黒のガラケーだし、高校生の身では今ほどインターネットが身近ではなかったので、なおさら誰かにピアノを弾いてもらう以外の手段が思いつかない。
今はさ、まさかYouTubeで聴音あったりするんちゃうの、と検索するおばちゃん・・・
やっぱりあったわ(笑)知りたい人は自分で検索して(笑)
この流れじゃこれ紹介しても意味ないでしょうか。笑↓
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高3の時は、これをほんっと、何周も何周も練習した。
聴音は、音が聴けるのはもちろんですが、意外と譜面を早く効率よく描くテクニックも必要です。
芸大級の聴音は音符が詰まりすぎて、何度も書き直してる暇はないのです。
意外に大変なのは、二声の聴音です。
いわゆる、右手と左手がそれぞれ単旋律を弾いているやつね。
芸大級は、このそれぞれの単旋律のレベルがマジ高い。
だから、本当に描く事が追いつかない。
早く描くコツがつかめるまで練習を重ねよう。
私立大学を受ける場合、大学により入試に聴音がない場合もあるとは思うけど、大学に入っても当然ソルフェージュの授業も試験もあるぞ。
避けては通れない!!
若いうちから対策すべし!!!!
基本的な教材も載せました↓
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聴音については本当にすごく勉強したので、熱くなり長くなってしまいました(笑)
次はピアノ編に続く!